治療の目的は眼圧の低下。手段は点眼薬が主流。
緑内障が発症している、もしくは緑内障になる兆候があると診断された場合は、直ちに治療を開始する必要があります。
治療は、眼圧の低下が第一の目的となり、その手段は点眼薬の投与が主流となります。
視覚を維持するために眼圧を下げるには、房水の流入量を減らすか、排出量を増やすしかありません。
症状、体質、原因により様々な薬を使い分けます。
点眼薬例:
当社(物産アニマルヘルス株式会社)では、
房水の排出量を増加させる点眼薬として
ベトラタンを販売しています。
点眼薬の投薬を開始した後も定期的な検査を継続し、眼圧の低下状況をモニターします。
眼圧が十分に下がらない場合は、薬剤の変更など様々な手段を講じて目標の達成を目指します。
また、家庭においても発症に伴う生活態度の変化が無いか気を付ける必要があります。
※緑内障が発症し、視野狭窄・疼痛などが発生した場合は、急に運動量が減ったり、瞬きが増えるなどの他覚症状が出る場合があります。